葛尾村祝言式
葛尾村の広谷地集会所にて、交流イベントとしての「祝言式」を企画・挙行しました。
祝言式とは、神社や教会での挙式が一般的になる前の、日本古来の伝統的な結婚式のスタイルです。その昔、葛尾村でも祝言といえば村総出のお祝いごとであり、村外の人たちも大勢参加する一大イベントでした。葛力創造舎はこの内外の人たちが「喜び合う」ために集う「祝言式」を復活させたいと考え、田植えとともにイベントとして企画。これをきっかけに「かづろうさんげ(思いでつながるセカンドファミリー)」の輪が広がることを目指したものです。
当日は福島県内在住の20代の新婚カップルが「夫婦」役を、また葛尾村長と葛尾村婦人会長が仲人にあたる「ご指南おやじ・ご指南おっか」を務め、花嫁行列・三々九度・お色直し・餅つき・鏡割りと、昔ながらの祝言式をできる限り忠実に再現。お食事は村のおかあさん方のご協力を得て伝統的な祝言式のご馳走を用意したほか、県内外から集まった約200名の参加者の送迎には、昭和時代のボンネットバスを調達しました。
さらに、祝言式に先立つ恒例の田植えではモンペやふんどし姿で手植えに挑戦するなど、参加者の皆さんには葛尾村に残る古き良き日本の原風景を堪能していただく1日となりました。
村内外多くの方々のご協力を得て実現したこの「祝言式」は、今後は挙式したいカップルを募集する形で毎年恒例イベントとする計画です。(ご協力者一覧は下記参照)
概要
- 期間
- 2019年5月25日
- 依頼元
- なし(自主企画)
- 協力者
- (順不同)葛尾村、葛尾むらづくり公社、葛尾村婦人会、葛尾村広谷地・下葛尾・野川集落ほか葛尾村住民のみなさん、ウエディングカウンター 福島、ヘルベチカデザイン(株)、ニットデザイナー高橋彩水さん、葛尾村パッチワーク教室、Uniy、ふっこう会、かながわ福島応援プロジェクト、関東若獅子の会、生活協同組合連合会グリーンコープ連合、月の輪、一般社団法人 いのちまるごと輝く、(有)五百目自動車工業、迎賓館辰巳屋、かつらお胡蝶蘭合同会社、(株)おざわふぁ~む、(株)鈴屋郡山店、LUNASOL 三津間明美