INTERVIEW

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葛尾村教育委員会 総務学校教育係
松本 昌子さん

私は落合出身で、葛尾村でこの仕事をする前は11年ほど学校の教師をしていました。どうして葛尾村に戻って来たかというと、私の母の「葛尾村に戻りたい、最後の一人になっても葛尾村で暮らしたい」と言う言葉を聞いて、一人になる前に自分が何とかしなければ!私も何か出来るんじゃないか、と火がついて、葛尾村教育委員会に転職しました。

高校から葛尾村を離れてみて、改めて分かったことがあります。村のみなさんは私のことを知っているので、道を歩いていると挨拶をしてくれたり、声を掛けてくれたり・・・。それが当たり前だと思っていましたが、外に出てみてそれは当たり前ではないんだと気が付きました。当たり前だと思っていたから、子供の頃の思い出はあまり残っていません。今改めて、声を掛けてくれたりすることは他の地域では無いことなので、特別なものだと思います。それに葛尾村は余計なものが無いから、四季折々の変化を感じられるところがいいですよね。

教育委員会での仕事としては、幼稚園から中学校までの事務的な仕事や、「子供からお年寄りまで、村民皆が生き生きと学び、輝く葛尾村」の方針を基に教育の柱を決め、詳しい内容などは各学校で決めています。村の人たち皆で子供たちを育てたり、逆に子供たちが大人たちに良い影響を与えたりと、人が少ないからこそ結びつきやすいし、その結びつきが大切だと思っているので、村の方々と子供たちが関わって学び合えるようなイベントを立案しています。平成28年度から今年で3年度目ですが、まだまだやることが沢山ありますね(笑)。

(2019年1月25日取材)


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