高校生が伝える葛尾村――冊子制作とツアー造成が始まりました
葛力創造舎が企画した「高校生による原発被災地域のふるさとの記憶発信のための冊子制作およびツアー造成事業」が、福島県の「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に採択されました。
8月から、双葉郡と県中地域の高校生5人が葛尾村を中心とする旧避難区域の住民を取材し、家族の記憶や地域に伝わる行事・文化などを聞き取って、冊子にまとめる作業を行っています。また、その学びに基づいて、首都圏の若者を対象にした葛尾村ツアーを企画し、11月~12月に実施する予定です。参加者に自分たちの言葉で地域の現状と魅力を伝えられるよう、高校生の挑戦が続きます。
2017年9月11日