「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)と復興プロセスにおける相関性」調査の受託
防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)の委託を受けて、葛力創造舎は葛尾村をテーマにした「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)と復興プロセスにおける相関性のエビデンス収集」リサーチを行いました。その内容は、宮城県・岩手県の事例報告とともに「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)と復興プロセスの相関性調査報告書」に収められ、2018年6月に刊行されました。
原発事故避難区域では急激な過疎化が進み、避難指示が解除された後も、「復興」以前に地域をどう維持していくかが課題となっています。本レポートでは、旧避難区域のなかで最も人口が小さく、住民間の連帯(地域の力)が残っていたと思われる葛尾村の現状と課題を改めて整理し、他の避難区域や世界の災害復興の事例と比較することで、復興(地域維持)に関するソーシャルキャピタルの重要性を検証しました。なお、調査にあたり広範に実施した村民への聞き取りは、大学生インターンの眞木唯衣さんに協力いただきました。
概要
- 期間
- 2017年7月~12月
- 依頼元
- 防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)