ABOUT

葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ)は、通常なら持続不可能と思われるような数百人単位の過疎の集落でも、人々が幸せに暮らしていける経済の仕組みを考え、そのための人材育成を支援する団体です。

葛力創造舎の「葛」は、福島県双葉郡葛尾村の葛です。原発事故により全村避難となった葛尾村。震災前も1,500人しかいなかった村の人口は、避難指示解除後100人まで減り、将来も300人程度と見込まれています。いずれ消滅すると思われてしまう規模でしょう。

しかし私たちは、300人の村でも人々が幸せに暮らしていける方法を模索すべきだと考えます。そのためには、地域の資源を使って事業を起こし、収益をあげて地域に再投資する仕組みをつくること。そして、その循環を可能にする人材を育成することが必要です。

葛力創造舎はそれらを使命とし、葛尾村をはじめ、極端な過疎に悩む福島県双葉郡の原発事故被災地を中心に活動しています。

VISION

葛力創造舎が目指すこと

葛尾村をはじめとする福島県中・県東地域において、
「持続可能なコミュニティづくり」を支援すること。

背景: 震災により人口が極端に減少(例、葛尾村では1567名から99名に。将来予測は300人程度)

[課題] ex.300人規模の集落 継続していけないのでは? [想い] ex.地域は人が生きた証 つないでいきたい。 対策1:収入基盤づくり  対策2:スキルアップ  対策3:ファシリテーション(事務局機能)

方針: 集落を持続させていくには、
1人のスーパーマンの力ではなく300人の一般人の力を引き出すことが必要

理想: 300人でもシアワセに持続していける集落の形成

PROJECTS

事業内容

1

コミュニティ・サポート事業

・広域コミュニティづくり(コミュニティで稼ぐ力をつける)で主体性を発揮できる人材(プレーヤー)の発掘・育成

・コミュニティ内・間で資源循環の仕組みを構築するための、資源の特定とネットワーキング

・(特に原発事故被災地において)コミュニティ内に足りない資源の外部からの調達

・自立・自走を始めたコミュニティへの助言・コンサルティング

2

パーソナル・サポート事業

・普通の個人が自立・自走できるためのスキルアップ機会の提供

・おとなりと連携し、より広域の「コミュニティづくり」へ移行する動機づけの機会の提供

3

葛力ブランド事業

上記2事業の原資となる利益創出のための、自社ブランド製品・サービスの開発・販売

MESSAGE

代表メッセージ

私が震災後、福島に帰った時に聞かれたことは『なぜ福島に戻ったのか?』ということだった。

私が生まれた葛尾村は、人口1500人で財政の4分の3が地方交付税交付金、国庫支出金、県支出金などで自主財源は少ない。高齢者率も極めて高く、30歳以下が250人もいない。今回の震災では全村避難になっている。
震災前からささやかれていたことだが、人口も少ない、お金もない、産業もない、効率が悪い…だから存在する価値がない、ということらしい。

しかし、それで本当に良いのだろうか?

私が今でも葛尾村仮設に入ると、道行く人があいさつをし、声をかければ喜んで話をしてくれる。人がくれば、自分のことを後回しにし、精一杯もてなし、その屈託のない笑顔で迎えてくれる。
素直で、優しく、思いやりのある…日本らしさを色濃く残している。

私はこの愛らしい人たちを、この人たちを育てたコミュニティーに寄り添っていきたい。

私は震災を経験し、原発の被害に今も苦しんでいる、いらないと言われた小さな村、葛尾村を中心に、
「コミュニティーとは何か?」を福島県に、日本に、世界に大きく発信していきたい。

地方にある人・自然・文化を使い、古を引き継ぎ、新しきを創造し、次世代への新しい社会を創造する。
この一般社団法人葛力創造舎はそのための活動をしていきたい。

2012年2月11日
一般社団法人 葛力創造舎 代表理事
下枝浩徳

TEAM

チーム紹介

ABOUT US

組織概要

運営団体
一般社団法人 葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ)
設立
2012年2月11日
代表理事
下枝浩徳
事務所
(本部)福島県双葉郡葛尾村大字落合字夏湯134
(郡山事務所)福島県郡山市富久山町八山田前林10-4 光商事ビル
Tel
0240-23-6820
Mobile
090-5230-8914

MEDIA

メディア・トークイベント

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