INTERVIEW

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青山学院大学2年(神奈川県)
小山 千寛さん
復興庁「復興・創生インターンシップ事業」(2020年夏季)インターン生

私が今回インターンシップに参加したのは、自分に自信をつけたかったからです。きっかけは、大学2年生で行く予定だった海外留学が延期になったことでした。私の大学では、海外留学が2年生の後期から半年間行われるのですが、新型コロナの影響で3年生の後期になり、海外留学の期間と就職活動の期間が重なることになりました。そうなると分かったとき、今の自分では、日本に帰ってきたときに就職活動を乗り切れる自信がないなと思いました。それで、今のうちに少しでも社会に出たときに役立つスキルを身に着けたいと思い、インターンシップに応募しました。

金泉ニット株式会社を選んだ理由は2つで、1つは、プロジェクト内容がほかの企業に比べて自由度が高いと感じたこと。2つ目は、福島県にある企業だったからです。わたしの大学では、海外出身の先生、生徒が多く在籍しています。その方たちと話をしてみると福島県に住んでいた経験がある方が多く、自分も福島県について知りたいと感じるようになりました。

プロジェクトの内容は、金泉ニット株式会社の商品を顧客に向けて広報するというものでした。私たちは、インスタグラムを利用して20~30代の方を対象にした広報活動を行いました。現地訪問ができない状況下で自分たちが掲載したいと思った素材を集めることがとても大変でしたが、インスタグラムを見た同級生から「金泉ニットの商品が気になる」、「買ってみたい」という言葉をもらったときは、とても嬉しかったこと覚えています。

今回のインターンシップを終えて、私の中での変化は、オンラインで活動することへの抵抗がなくなったことだと思います。以前は、オンラインで活動することに対して、苦手意識がありました。オフラインよりもできないことが多いと感じていたんです。今回のインターンシップは、オンラインでの実施で不安なこともありましたが、チームミーティングを重ねる中で、ZOOM内でのチャットの活用方法やオンラインでの円滑なミーティングの進め方を学ぶことができました。今では、大学のオンライン授業でも活用できるようになって、以前よりもグループワークでの話がまとまりやすくなったと感じています。

今後は、自分のやりたいと思うことをやり通していきたいなと思っています。このインターンシップを通して、やりたくないことは頑張れないということ改めて実感させられました。自分がやりたいと思ったことがあるからこそ、目の前のつらいと感じたことも乗り越えられたし、自分と向き合うこともできたと思っています。直近では、海外留学に行きたいので、そのための勉強を頑張っていきたいです。留学で学んだことや今回のインターンシップで経験したことを自分の自信に変えていきたいと思います。

(2020年10月取材)


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