INTERVIEW

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葛力創造塾4期生
斎藤 郁也さん

私は郡山市出身の日本大学工学部4年生で、葛力創造塾をきっかけに葛尾村に関わるようになりました。大学進学後、私は海外でのインターンシップに参加し、日本全国の優秀な学生に出会いました。そこで彼らに負けてはいられないという思いが芽生えたのが、葛力創造塾に入ったきっかけです。現在は、葛力創造塾での学びの実践として、葛尾村のお米から作った甘酒「ノマッシェ」の販売に携わっています。

甘酒の販売を通じて、私は多くのことを学びました。その中でも最も大きな学びは、人との関係性の中で商売は行われているということです。葛力創造塾での甘酒の販売は単なるアルバイトとは異なり、自分自身で販売方法を考えます。試行錯誤する中で、私はお客さまとの関係の重要性に気づかされました。今後もそのような個人とのつながりを大事にしながら、販売に取り組んでいきます。

一方で、壁にも直面しています。賞味期限という壁にぶつかりながら、甘酒単体だけでなく、様々な活用法を考えコラボ商品化したり、販路の拡大などを模索しながらやっています。その悔しさをバネにして、次の新しい施策につなげたいと考えています。

私にとって葛尾村は第二の実家です。甘酒販売を通じて村に関わる中で、まるで本当の実家のような居心地の良さに葛尾の魅力を感じました。福島県内の学生がもっと村に関わって、第二の実家と感じてくれるようになれば面白いなと思っています。そのためにも私は、ここでの経験を活かして、葛尾村を含めた郡山周辺の地域全体が盛り上がるような事業を起こしたいと考えています。その第一歩として、まずは大学卒業後、東京の会社に就職し、ビジネスの世界で揉まれてきます。そして、様々な能力や技術を得て成長した後、またここに帰ってくるので、皆さん楽しみに待っていてください!

(2019年8月取材、余田大輝)


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