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かつらおpride向上委員会 代表
松本 悠平 さん

かつらおpride向上委員会が発足したのは2019年のこと。役場の部署の垣根を超え、葛尾村のために何かできることはないかと考えた有志の職員で立ち上げました。「かつらおpride(プライド)」とは葛尾村に対する誇りや愛着のことです。まずは自分たちが「かつらおpride」を意識し、行動に移して周りにも広げていきたいという思いが込められています。

これまで実行に向けて動かしてきたプロジェクトは、主に「かつらお検定」「葛尾ご当地カルタ制作」「葛尾村の産品を使ったレシピ開発」「SNS(Twitter)運用」「Wikipedia編集」の5つです。特に手応えがあったのは葛尾村に関するご当地検定「かつらお検定」で、実際に問題を作成し、役場の職員20名程にプレテストを実施しました。「いい問題だね」という感想はもちろん、「これは知らなかった。今度直接行って確かめてみます」という声もいただいて、葛尾村への理解・興味の再認識に繋がるのではないかと期待しています。また、葛尾村の産品を使ったレシピについてもいくつか考案して、レシピ集のような形で広く村民の皆さんに配布しました。新型コロナウイルス感染防止の観点から、イベントでの料理の振る舞いは実現できませんでしたが、いつかそのような場が設けられたらと考えています。

これらの活動の根本にあるのは、やはり「葛尾村に向き合い、自分たちが愛着や誇りを持てるように」という思いです。自分たちの活動によって、自分たちが育ってきた村がより魅力的な場になって欲しいですし、村内・村外に関わらず多くの人にその魅力が伝わっていけばいいなと思います。今はまだ若者も全体的な人口も少ない状況ですが、活気のある村にしていきたいです。

一方、現在は全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、対面でのイベントが実施しづらいことや、各々の業務が忙しく活動時間が限られていることが課題です。今後は葛尾村のために活動している様々な方とも協力しながら、「かつらおpride」を広めるべく活動していきたいですね。

もしよかったら、私たちが運営している非公式Twitterアカウント「葛尾応援団(@katsu_prideup)」もフォローしてみてください。何気ない葛尾村の日常を、私たち目線でお届けしていますよ。

(2021年3月取材)


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